フラワーギフトの制作に長期間携わり、ギフトシーンにおける多くのフラワーデザインを経験。
ギフト商品の部門で商品デザインのコアを担う。
最初はお客様から受注したアレンジメントや花束を制作する部署で、未経験から様々な用途の商品制作を一から学び、ギフト商品の企画に携われるようになりました。その後デザイナーとして名前を出して企画するようになり、いただいた仕事に全力で向き合ってきました。今後もデザイナーとして活躍の場が広がるといいなと思っています。
母の日やクリスマスセールでデザイナー商品を販売する時は、販売ページには載らないような制作時の想いなどプラスαの情報をSNSで発信しています。
自分の言葉で伝えることでお客様により身近に感じていただき、お花を楽しんでいただけるきっかけになるといいなと思っています。
「今年も買いますね」とコメントを送って下さるお客様もいて、直接コミュニケーションをとれるのはとても新鮮ですし、近くにいてくれて毎回見てもらえている感じがしてとても嬉しいです。
ギフト商品の企画がメインなので、贈る人の想いが花という形になってより分かりやすく伝わって欲しいと思っています。そのために花を贈るシチュエーションに思いを巡らせ、花合わせやカラーリングに拘って企画しています。
フラワーデザインで大事にしているのは、自然が作り出す景色を観察することです。子供の頃から忘れられない自然の景色、植物の造形美、細部の色合いから花や茎が折り重なる姿など自然が作り出す情景の美しさをデザインに生かそうと思うことがよくあります。
中学生になる娘がいるのですが、産休育休を取り時短勤務を経て現在はフルタイムで働いています。娘には好きなことを見つけて将来自分が進む道を探していって欲しいと思っているので、好きなことを仕事にして楽しく生き生きと働く母の姿を見せていきたいと思っています。
女性の多い会社ですし私の所属する企画グループは全員女性で、メンバーの中には産休育休を取得したり時短勤務している方もいますが、業務が滞ることのないよう全員でカバーしあいながら目の前の仕事だけではなく、先も見据えて進めています。
働く母としてはとても働きやすい環境なので感謝しています。
花の仕事についてからずっと思っているのは、花を扱っていて飽きないなということです。
スケジュールに追われるように仕事をしていますが、季節ごとに旬の花が出回ってくると毎年新鮮な気持ちで可愛い!美しい!と感動し喜びを感じますし、目まぐるしく毎日が過ぎていきますが、季節を感じることは大事だなと実感します。
またデザイナーの名前が新聞などの媒体に載った時に知り合いや普段なかなか会えない親戚から「見たよ!」と連絡をもらうと遠くで応援してもらえているんだなと思い、もっと頑張ろうと力になります。